Hardik Dewra

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SaaS料金ページの実例、良いページが一致している点

Notion、Linear、Framer、Vercel、Basecampは見た目がまるで違います。それでも構造の5点は一致しています。真似するのはその5点です。

見る価値があるSaaSの料金ページは、Notion、Linear、Framer、Vercel、Basecampの5枚です。2026年8月に全部開きました。見た目の細部はほとんど一致していません。それでも構造の判断は5つ一致しています。真似するのはその5つです。

プランは3つか4つ、最後は問い合わせ

Vercelは3つです。無料のHobby、1ユーザーあたり月20ドルのPro、金額が非公開のEnterprise。Notion、Linear、Framerは4つで、最後が個別の見積もりです。Basecampは3つで、最上位を席数の課金にせず、年払いで月299ドルの定額にしています。個別見積もりのプランの仕事は1つです。大口の買い手が、誰かと話す前に金額だけで自分を除外してしまうのを止めます。3つか4つが実用的な幅です。5つあると、人は「考えます」と言って離れます。

切り替えは半々、支払いの単位は全員書いている

Notionには月額と年額の切り替えがあり、「Save up to 20% with yearly(年払いで最大20%割引)」が添えられています。Linearに切り替えはありません。1ユーザーあたり月10ドルと16ドルと表示し、年一括での請求だとはっきり書いています。Framerはページの上部で年払いを案内しています。切り替えは任意です。数字の隣に置く支払いの単位は必須です。単位のない価格は、読み手に計算をさせてからでないと信用してもらえません。そして計算せずに離れる人もいます。

強調するプランは1つか、いっそなし。2つは避ける

NotionはBusinessに「Recommended」を付け、そのカードだけに製品の画像を載せています。LinearとFramerは何も強調していません。どちらの選び方も成立します。強調したプランが2つあると料金ページは死にます。読み手は比較を始める前に、それぞれの強調が何を意味するのかを考えることになるからです。一番多くの顧客に入ってほしいプランを1つ選び、そこだけに印を付けて、残りは素のままにします。

ボタンにプラン名か試用の期間を書く

Framerのボタンは「Start for Free」「Start with Basic」「Start with Pro」「Request Trial」です。Basecampは「Sign up free」「Try it free for 30 days」「Try it free for 60 days」。Notionは「Sign up」のあと「Get started」が2回、最後が「Contact Sales」です。プラン名や試用の期間が入ったボタンは、汎用の文言にはない情報を運びます。書き直すのに5分しかかかりません。同じボタンが4つ並ぶと、読み手はいま自分がどのカードにいるのかを確かめに、上へ視線を戻すことになります。

カードの下に何を置いているか

Linear、Framer、Vercel、Notionは同じ2段の構成です。先にプランのカード、その下に長い機能の表。Vercelは表をカテゴリでまとめていて、Compute、Build and Deploy、Observability、Complianceなどが並びます。Linearの表はMembers、Issues、Teams、AI workflows、Integrations、Securityで分かれています。カードは、必要なものがだいたい分かっている人のためのものです。表は、承認の前に特定の上限を確認しなければならない同僚1人のためのものです。Basecampはこの型を外して、それで成立しています。ページには「The same core features are included with every package(主要な機能はすべてのプランに含まれます)」と書き、機能を一度だけ並べています。プランの違いが容量と席数で、機能ではないからです。自社のプランもそうなら、一文でそう言って表をやめます。どの列も同じチェックが並ぶ表は、プランが作り物だと伝えてしまいます。

証拠もFAQも料金ページに置く

Basecampは料金ページの冒頭を、価格より前にTobi Lutkeの顧客の声で始めています。NotionはOpenAIのGTM責任者の言葉と、OpenAI、Figma、Volvo、Ramp、Cursorのロゴの列を出しています。Basecamp、Framer、Vercel、NotionはどれもFAQで締めていて、VercelとBasecampはそれぞれ8つの質問を置いています。Vercelはプランの選び方、請求書での支払い、利用量の上限、支出の管理を扱っています。Basecampはアップグレード、ダウングレード、非営利団体向けの割引、ユーザー数の上限に達したときの扱いを載せています。LinearにはFAQがありません。5枚の中で、請求まわりの疑問を持った買い手の行き先が営業フォームしかないページです。

今週、自社の料金ページで直すこと

プランの数を数えて、5つあるなら1つ削ります。ボタンの文言を並べて声に出して読み、重複は全部書き直します。すべての数字の隣に支払いの単位を置きます。そのうえで、顧客が支払う前に聞いてきた直近8つの質問を書き出し、表の下にFAQとして公開します。こちらの言葉ではなく、顧客の言葉のままで。